子どもの幸せ。子どもの幸せは母親の幸せ、そして家族の幸せ。
子どもは自分一人だけ幸せになることはできません。子どもは母親とは一心同体であり、家族とは運命共同体であるので、子どもの幸せは母親の幸せ、家族の幸せと切り離せません。よって、子どもが幸せになるためには、母親への支援、家族への支援が必要です。四季の会では、この概念をファミリー・ウェルビーイングと呼んでいます。

子どもの幸せとは、子どもが自由(自ら考え、判断し、選択し、決定して、自分らしく行動・表現すること)、平等であり、子どもの生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利、保育を受ける権利等、子どもの諸権利が保障された状態をいいます。

｢子どもの貧困｣を考える時、その中心には経済的貧困があり、経済的貧困が、身体的、精神的、社会的、文化的な貧困にまで及んでいるとの指摘があります。
家族の経済的自立は、子どもの幸せに不可欠な要素です。経済的自立のために、延長保育、夜間保育、休日保育、乳児保育、障害児保育、学童保育等を必要とする家族が現在でも数多く存在します。

｢子どもとその家族が、精神的、身体的、経済的、社会的、文化的に自立するよう支援する。｣
自立＝自ら考え、判断し、選択し、決定して、自分らしく行動すること。

｢子どもが、精神的、身体的、社会的、文化的に自立することをめざし、自己肯 定感や自己教育力、主体性を培う。｣
興味のある方は、来園されて、子どもが自らの意思で、主体的に生き生きと集中 して活動している様子をご覧にください。
保育士が、大声を出さずに、穏やかな口調で子どもに語りかけている様子をご覧ください。

1. 自分で考え、判断し、選択し、決定して行動し、最後までやり遂げることのできる子ども。(自立)
2. 自分のまわりの人や物を大切にし、相手の立場に立って考えることのできる子ども。(自律)

1. 保育士は、「子どもが健康、安全で、情緒の安定した生活ができて、自己を十分に発揮しながら活動できる」環境を用意する。
2. 保育士は、「子どもが、ありのままを受け入れられ、違いを認められ、子ども一人一人が大切にされる」保育を行い、大人にしない対応は子どもにもしない。
3. 保育士は、家庭や地域社会と連携を図り、保護者の協力の下に家庭養育の補完を行う。「補完」と「補助」は異なる。
   各家庭の養育環境はそれぞれ異なるので、補完（保育）の仕方・内容もそれぞれ異なる場合がある。

子どもの幸せは保育園の幸せ、そして職員の幸せ。

保育園は、子ども、保護者と職員で構成されています。子どもや保護者にとって望ましい環境であっても、職員にとって厳しい環境なら、職員が長続きしません。
職員にとっても、子どもと保護者同様、楽しく有意義な保育園でなければなりません。

現在、職員の｢休み時間の確保｣と｢仕事の持ち帰り無し｣は概ね達成されていますので、以上児担任の｢事務時間を確保する｣にはどうしたらいいか、職員の意見も聞きながら検討しています。

1様々な保護者支援

• 産休明け保育（1981）
• 延長保育（1981）
• 夜間保育（午前2時まで：1982）
• 障害児保育（1984）
• 学童保育（午前2時まで：1987）
• 休日保育（1993）
• 子育て支援事業（1995）
• 一時保育事業（花鶴どろんこ：2010）
• 小規模住居型児童養育事業（里子6名の「天久ファミリー」：2011）
• 企業主導型保育事業（深夜４時までの「どろんこの星」：2019.12.1）
• 放課後等デイサービス事業（障害児の「どろんこの風」：2020.2.1）

目的「保育を必要とする、全ての子どもに等しく、保育を提供する」
子どもの権利条約（第18条第３項、保育を受ける権利）

2モンテッソーリ教育（1997）

目的「子どもが自らの意思で主体的に活動することを保障する」 　子どもが自らの意思で生き生きと集中して活動している様子を見る。 　
保育士が大声を出さず穏やかな口調で子どもに語りかける様子を見る。

3無農薬・減農薬、無添加、旬の食材を使った和食中心の玄米給食・食農育（1986）

目的「命は食にあり」

1. 職員週休3日制（1991）
2. 縦割り保育（1,2歳児3クラス、3,4,5歳児4クラス：1994）
3. 登園時間によるクラス編成（『どろんこ』『第２どろんこ』を混合：2000）
4. 年度途中のクラス移行（保護者、子どもは満足、保育士は辛苦：2000）

1. 夕食70食
2. 保護者及び職員の会の役員数46/153世帯
3. 朝のご挨拶（関所）